お墓のメンテンナンスのページ 和洋折衷のお墓のページ 和型墓石のお墓 墓石 石の彫刻|大石屋 静岡県周智郡、袋井市

お墓のメンテナンス

お墓は建ててから数年で風化するようなものではありませんが、5年~10年と経過すれば徐々に劣化していきます。
代々引き継いでいるお墓であれば、建立から数十年経過している場合もあります。家や建物と同じように、お墓も修理やリフォームが必要になります。
あまりに状態が悪くなると、修理やリフォームでは直せなくなりますので、子や孫へ継承するお墓の場合には、良い状態を保てるようにしましょう。

お墓のリフォーム例

1.香炉や花立の交換
お墓のリフォームをした例
墓石ではなくその周りにある香炉や花立てが古くなった場合は交換します。
費用は安く、自分でも簡単できる作業です。
2.墓石の光沢を取り戻す
お墓のリフォームをした例
墓石は建てた直後は表面に光沢がありますが、雨風に当たることで徐々に艶がなくなっていきます。光沢を取り戻したい場合には、石材店に依頼します。
3.ペンキの塗替え
お墓のリフォームをした例
家紋、戒名などのペンキ部分の剥がれや薄れが気になる場合は、塗替えを依頼します。
4.目地の補修
お墓のリフォームをした例
墓石の石と石の間には接着剤が塗られています。経年劣化で目地のセメントや接着剤が剥がれ、そのままにしておくと、雨水の侵入によりカビやシミが発生しやすくなります。ヒビ割れにも繋がりますので、10年周期ぐらいで目地の補修が必要になります。
目地はシリコン系のコーキング剤で補修するのが一般的です。目地を補修することで耐震性も上がりますので、地震による倒壊を防ぐこともできます。
5.墓石のズレ
お墓のリフォームをした例
日本は地震や台風が多いので、地震や台風が原因で墓石がズレてしまうことがあります。
その他にも、目地の風化や周りの樹木の成長などにより墓石がズレることがあります。
墓石が大きくズレてしまった場合、組み直しが必要になります。墓石のズレは自分では直せませんので、石材店に依頼します。
6.墓石の建て替え
お墓のリフォームをした例 お墓の建て替え
墓石の劣化が酷い場合には、リフォームではなく建て替えが必要になります。墓石の艶が無くなり表面がザラザラしてくると徐々に石が削れていきます。
そのままの状態で放置していると、墓石の割れや倒壊に繋がります。お骨を納めているカロートに雨水が侵入する原因にもなります。
7.雑草対策
お墓のリフォームをした例
お墓で雑草を防ぐ最適な方法として防草シートがあります。光を遮断するシートを地表に敷くことで雑草を抑えます。またシート自体は空気と水を通すため、墓石や基礎に全く影響がありません。

地震対策

日本は、世界でも有数の地震大国であることは皆さんもご存じでしょう。
建物だけでなく、お墓でも地震対策は欠かせません。最近ではお墓を建てようという方も、デザインや石の善し悪しより、基礎工事や免震加工など地震対策に関心を持つ方が増えてきました。
お墓は亡くなった方をお祀りする大切な場所です。震災に限らず、お墓が傾いたり倒壊したりしないよう、万全の対策をとる必要があります。
1.耐震工事
お墓の地震対策の仕方
地盤や土台から耐震性のあるつくりにしていきます。まず、地面を掘り起こして杭を打ち、鉄筋コンクリートの基礎を作ります。それから石材同士を金具などで結合する大掛かりな工法です。耐震度は他のどの工法よりも格段に上がりますが、費用がかかる上、霊園・寺院などお墓を管理している会社などから許可をとる必要が出てきます。
2.衝撃吸収材
お墓の地震対策の仕方
竿石を載せるに衝撃を吸収する素材を敷き、接着する工法です。
衝撃吸収材の材質としては、ゴム・シリコン・ジェル状のものを固めたものが広く使われているようです。竿石に伝わる振動を軽減してくれるので、墓石自体に加工する必要がなく、比較的短い時間で施工することができるので人気が高い工法です。
3.免振棒
お墓の地震対策の仕方
竿石を載せる金属製の芯棒を立て、竿石自体にも穴を開けてはめ込みます。ほかの施工とは違って、墓石自身の構造を強くするため、耐震効果がとても高くなる工法です。
4.石材用接着剤
お墓の地震対策の仕方
竿石を石材用の接着剤で固定する方法です。耐震工法としては、比較的簡単に施すことができます。

墓石の診断も行っております

当社では墓石の診断も行っています。
人間と同じく、悪い部分は早めに治しておくことでお墓が長持ちします。
墓石の診断依頼もお受けいたしますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
お墓の診断 墓石のプロが専門家の立場で診断致します。
お墓の診断 墓石のプロが専門家の立場で診断致します。
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